マイクを受け取り、まず見せたのはこんなもの。
本校は、5年前から5年生が三重県鳥羽市にある答志島で野外活動(宿泊学習)を行っています。これは、そのとき海岸で拾った流木と小石をボンドで合体させたものです。そこに、去年の5年生からもらった貝殻(アワビの稚貝)を付けました。実はこれ、校長室で使っている手作りのペン立てなんです。穴が開いているので、ペンを指すとこんな感じです。
このように、ふだんの授業でも自分の考えを持つ、自分の考えを述べる(発表する)ことは大事だと触れ、スライド(写真)を見せながら種明かしをします。
写っているのは、川岸などで見られる甌穴(おうけつ)です。下はバスケットボールぐらいの穴ですが、
大きいものになると、下のように四畳半ぐらいのものもあります。下の甌穴には川の水が流れ込んで、滝のようになっています。
甌穴は、かめ穴と呼ばれることもあります。「かめ」は亀でなく甕。昔の水を入れておく容器です。これも子どもにイラストを見せながら説明しました。
今年の5年生も10月3日(木)と4日(金)にかけて、答志島で野外学習を行います。ちょっと雨模様ですが、子どもたちの興味は一段と湧いてきたようです。