11月1日。6年生の一行は広島駅に到着。路面電車に乗って、平和公園を目指しました。遠ざかっていくのは広島駅。外は雨です。
ただ、車内は割とすいていて、ほぼ貸切状態でした。
続いて、「原爆の子の像」がある広場に移動。ここで平和のセレモニーを行いました。
黙祷をしているときに、二人が抱き合って祈っておられたのが印象的でした。声をかけると、ロンドンから来られたことを知り、
「As a human being, I mourn the horrors of war, and I share your feelings.（一人の人間として、戦争の惨禍を悼みます。気持ちはみなさんと同じです。）」と言っていただきました。
このあと、原爆記念資料館で被爆者の朴さんから体験談を聞きました。去年は朴さんの話が聞けなかったので、二年ぶりの再会。講話の前に挨拶に行くと、「この前、奈良の高校に行きました。」と話してくださいました。高齢であっても平和のメッセージを発しておられることに頭が下がる思いがしました。
講話を聞き終わって、再度、朴さんのところに行ってお礼を言うと、講話の中では触れられなかった出来事を話してくださいました。被爆者一人一人に辛い経験があるのだと、あらためて思い知らされました。
このあと、資料館の中を見学します。
