修学旅行〈5〉~新しい学びの可能性~

2024年11月1日金曜日

6年生 教育活動

t f B! P L

11月1日。平和記念資料館の中は写真撮影が禁止されています。写真で子どもたちの見学の様子はお伝えできませんが、みんなしっかりと展示物を見ながら見学をしました。

わたし(校長)は子どもたちを引率しつつも、ほかにしなければならないこともあったので、資料館の館内にある資料室に行きました。ここで、水田 九八二郎(みずた くわじろう)さんが書かれた『原爆文学を読む』(三一書房)を閲覧しました。

それから本隊に合流しようと資料室を出ると、同じフロアでVR(バーチャル・リアリティ)を使った体験会を実施していました。体験自体は5分ほど。時間的にも余裕があったので、このブースでVRを体験させていただくことにしました。

これが秀逸。ゴーグルを回す(体を捻る)と、当時の街並みが360°リアルに再現され、目の前に映し出されます。原爆投下直前から投下の瞬間、そして一瞬にして廃墟になった街並み、空から降ってきた「黒い雨」などを仮想空間の中で体験することができました。


見終わってから、このブースを取り仕切っておられた「たびまちゲート広島」の辻さんや、㈱フジタDX推進研究部の千葉さんから、VRとフィールドワークを組み合わせた平和学習の手法などを教わりました。今後、新しい「ヒロシマ学習」を創造する上で、大変、参考になりました。

このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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