なみの話

2024年6月4日火曜日

教育活動 朝礼と集会

t f B! P L

6月4日。この日の朝礼もわたし(校長)が担当。前回はインタビューの仕方について話しましたので、教科・領域でいうと国語科に関連する内容でした。今回は理科に関連する話。理科の話をしたり実験したりするときは「いまじろう」に変身するようにしています(…といっても白衣を着るだけですが)。

運営委員の司会に続いて、早速、講話を始めます。

「今日の『いまじろう』の話のキーワードは○○(二文字)。あとでいうことにします。ところで、みんな、糸電話で遊んだことある?」と話すと、多くの手が挙がりました。

ただ、手の挙げ方はイマイチです。こういうときはすぐに指導するに限ります。

望ましい手の挙げ方(利き手と反対の手を、ピンと伸ばして素早くまっすぐに)を教えると、ちゃんとできるようになります。教員も範を示してくれました。

本題に戻ります。まず、わたしと糸電話で話す相手をサイコロで決めました。

大きなサイコロを振ると「5」の目が、多面体のサイコロを振ると「18」が出たので、5年の出席番号18番のS君に出てきてもらいました。

舞台前を使って糸を張り、わたしの好きなスポーツについて喋りました。S君に伝わるか…。

伝わりました!こんなに離れていても音は伝わるということを押さえた上で、この日の話のキーワードは「波(なみ)」であると明かしました。離れていても音が伝わったのは、糸を音のが伝わっていったからです。続いて雷の音についても話しました。

「光は瞬間的に伝わるけれど、音は少し遅れて伝わってくる。だから、光ってしばらくしてからゴロゴロという音が聞こえてくる。この音も空気中を音のが伝わってきたからです。音は1秒間にだいたい340m進むので、3秒たって聞こえたら、光ったところと1km離れていることになります。6秒なら?」「2km。」
とやり取りしながら、
「光ってすぐに音が聞こえてきたら、雷が近くに来ているので、すぐに安全なところに逃げないといけない。」と身を守る術も話しました。


最後に、前日(6月4日)の早朝に携帯電話の緊急地震速報が鳴ったことを引き合いに出し、地震もP波・S波という二種類ので伝わってくるということを話しました。そして、
「身の回りにはいろんながあるということを知っておくと、理科に興味が出てくるよ。」と話し、この日の講話を終えました。以上、の話でした。いや、並の話かな?

このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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