花束をあなたに

2024年6月6日木曜日

4年生 教育活動

t f B! P L

 6月6日。前日にリコーダー奏の演奏会に招待してくれた4年生は、この日も音楽の学習。この日の課題は『花束をあなたに』を聴いて、感想を交流するというもの。楽譜の右上に、この曲を作詞・作曲した杉本竜一の名が見えます。

まずは、教員が弾き語り。演奏と歌声にうっとりしながら聞きました。「芸」を持っている人は羨ましいです。

実は、わたし(校長)も採用される前に(講師をしていたときに)、1年から4年の音楽を教えていた経験があります。でも、弾き語りなんてとんでもありません!弾くという行為からは程遠く、鍵盤を押さえるのに必死でした。わたしの口癖は、
「いいかい。先生のピアノが止まっても、君たちは歌い続けるんだよ。」
でしたから音楽の指導レベルは推して知るべしです。(…当時、わたしに習った子どもたち、ゴメンなさい…。)

さて、感想のほうはchromebookを使って入力し、教師に提出します。



教育実習に来ているA君も、子どもの感想に目をやります。

教員は自分の端末を見ながら、「〇〇さんは〜なふうに感じたんだね。」と言いながら白版(ホワイトボード)に板書していました。

ところで、『花束をあなたに』を作詞・作曲した杉本竜一といえば、多くの人が知っている『BELIEVE』(ビリーヴ)を作った人です。(そういえば今日、6月6日は「楽器の日」だな。4年生は昨日、演奏会に招待してくれたので、ここは一つ、お返しをするか…。)と思い立ち、教員に、「BELIEVEのさわり、弾ける?さわりだけ歌おうと思ううんだけど。」と呼びかけると、即行、応じてくれました。カメラを実習生のA君に渡します。

たとえば君が 傷ついて~♪
くじけそうに なった時は~♪
必ず僕が そばにいて~♪
ささえてあげるよ そのかたを~♪


音程が多少ずれていましたが、歌い終わると拍手をしてくれました。というか、自分で拍手をしています。

さわりを歌い終えてから「楽器の日」について話しました。

この日は、「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」というならわしに由来します。また、指で折って数を数えると、ちょうど6で小指(子どもの指)が立つことから、「子が立つ」縁起のよい日とされているのです。

歌も入れて3分間ほどのShow-timeをわたしも楽しみました。子どもの笑顔、いいですね。やっぱり音楽は「音」を楽しむものです。


このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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