一般的にドッジボールは、ボールを捕ったり投げたりする、あるいは相手が投じるボールに当たらないように「かわす」という技能の習得が目指されるボールゲームです。(そんなん、知ってるわ!)と言われそうですが、わたしたちが指導の拠り所としている学習指導要領にドッジボールがどのように位置付けられているかというと、なかなか難しいところがあります。
なぜなら、5,6年のボール運動の指導内容は、ゴール型ゲーム(例:サッカーやバスケットボール)、ネット型ゲーム(例:バレーボール)、ベースボール型ゲーム(例:ソフトボール)の三つに分かれていますが、ドッジボールはそのどれにも当てはまらないからです。ただ、きちんと指導すれば、投げる力や素早く動く力が付くので、体育科の授業で取り上げてはならないということにはなりません。
なお、5年の児童はドッジボールに熱中しているので、1週間後の6月10日(月)には、本校の前身でもある旧都祁小学校を卒業したMさんに来ていただいて指導を受ける予定です。Mさんは小学生のときにクラブチームに所属し、ドッジボール大会で準優勝した経歴を持っているそうです。