手書きのよさを実感

2023年11月15日水曜日

4年生 教育活動

t f B! P L
11月15日。この日の午後、4年教室に行くと、子どもたちは友達の書いた作品(説明的な文章)を読み合っていました。


11月2日にアップした「調べ、まとめる」学習の最後は、このように友達が書いた作品を読み合うことです。


これは茶筌について調べた子の作品を読んでいるところ。ほかにも、奈良の赤膚焼きや長崎の波佐見焼、奈良筆について調べた作品がありました。


読み終わると教室の後ろに持って行って、担任から次の作品(まだ読んでいない作品)を受け取ります。


今は一人一人が端末(奈良市はchromebook)を使う時代ですから、端末を使って文章を「打つ」のは簡単です。子どもたちの中にも、「書く」のは苦手でも「打つ」ことならできる、という子もいると思います。こういう子には「個別最適」な手段としてデジタル機器を使わせるのは大いにアリだと思います。でも、「書く」ことの教育的な意義は疑いようがないし、この日も書くのが苦手だった子の作品がしっかりとした筆圧で書かれているのを見て、成長していることを実感できたのは事実です。そういった作文力の周囲にある努力や成長といったものは、デジタルでは見えてきません。
要は「書く」と「打つ」を、目的や状況に応じていかに使い分けるのかということ。そういったことは折に触れて教員に伝えるようにしています。

【参考記事】(クリックすると出てきます)

このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

このブログを検索

過去の記事