11月2日にアップした「調べ、まとめる」学習の最後は、このように友達が書いた作品を読み合うことです。
今は一人一人が端末(奈良市はchromebook)を使う時代ですから、端末を使って文章を「打つ」のは簡単です。子どもたちの中にも、「書く」のは苦手でも「打つ」ことならできる、という子もいると思います。こういう子には「個別最適」な手段としてデジタル機器を使わせるのは大いにアリだと思います。でも、「書く」ことの教育的な意義は疑いようがないし、この日も書くのが苦手だった子の作品がしっかりとした筆圧で書かれているのを見て、成長していることを実感できたのは事実です。そういった作文力の周囲にある努力や成長といったものは、デジタルでは見えてきません。
要は「書く」と「打つ」を、目的や状況に応じていかに使い分けるのかということ。そういったことは折に触れて教員に伝えるようにしています。
【参考記事】(クリックすると出てきます)