目で追う

1月5日。この日、ステップ教室をのぞくと、動体（動いているもの）を目で追い、手の動きとシンクロさせる練習をしていました。使っているのは洗濯ばさみ。教員が子どもの顔の前（空中）で台紙を動かし、子どもがその台紙に洗濯ばさみを付けるというトレーニングです。

目で追いながら…えいっ。見事、台紙に付けられました。こういったトレーニングは、たとえば音読をする際なんかに役立ちます。音読というのは「声を出す」という以前に、文字を「目で追う」という動作が必要だからです。目をどんどん先にずらしていって、声はその直前の言葉を音に出す…音読の苦手な子にとっては、そういうトレーニングも有効です。