平和の大切さを伝える

2025年2月18日火曜日

6年生 教育活動 朝礼と集会

t f B! P L
2月18日。長引くイスラエルとパレスチナの戦い。パレスチナの自治区、ガザで停戦合意が発効してから明日(19日)で1カ月になります。人道支援物資の搬入や傷病者の搬送は徐々に進んではいるものの、いつ再び戦火を交えるか分かりません。ロシアとウクライナの争いも同じです。罪もない人々が命の危険に晒されています。
それに比べれば、我が国(日本)は何と平和なことでしょう。ミサイルが頭上を飛んでくるとか、物陰からライフルで狙われているかもしれないなどといった危険とは無縁です。幸せなことには違いありませんが、かといって対岸で起きている火事を無視するわけにはいきません。
それぞれの立場によって「できる」ことは違いますが、わたしたち学校関係者にできることは、子どもたちに平和の大切さ、命の尊さを伝えていく…誤解を恐れずに言えば「植え付けていく」ことだと思っています。その「植え付けていく」一つの取組として、この日の朝に「平和集会」を行いました。担当したのは、社会科の歴史や広島への修学旅行などを通して戦争の悲惨さや平和の大切さについて学んでいる6年生です。


上の写真に写っているのは、昨年11月末に戦時中のことを話しに来てくださった福西さんと西井さん(そのときの様子はこちら)。平和集会を開くと知って、駆け付けてくださいました。

6年生は福西さんらに教えてもらったこと(戦時中のくらしなど)や修学旅行で学んだこと、自分たちで調べたことなどをスライドにして発表しました。




ありったけのストーブを焚いても寒かったですが、子どもたちはしっかり話を聞いていました。


教員も写真を撮ったりメモを取ったりしながら発表を聞きました。より望ましい「平和集会」の在り方を考えるためです。かつて夏休み中に登校日があった時代は広島や長崎に原爆が投下された日の前後にこういった集会を開いたり、またわたし(校長)自身、修学旅行に行く前に集会を開いたり、次年度に広島を訪れることになる5年生にビデオレターを作って渡したりもしました。何ごとも改善・改革の気概を持つことが大切です。



6年生の発表を聞いた子どもたちは、あらためて平和の大切さを感じたと思います。

このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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