12月16日。この日の4時間目、わたし(校長)が2年生を相手に国語科の授業を行いました。「都祁小学校教員学びシステム(略称:都祁小システム)」に基づいた取組の一環です。
チャイムが鳴ったので、起立、礼。
…をしたものの、床に自分や友だちの持ち物、ゴミが落ちているので、片付けるよう指示します。教室の環境を整えておくためには、子どもたち一人一人に「物が落ちていたら拾う」ということを徹底させなかればなりません。
この日、扱った教材は、教科書に載っている「みきのたからもの」です。ひと通り学習を終えていたので、この日は音読に重点を置いて指導することにしました。まずは、わたしが「意図的な読み間違い」を入れて範読します。読み間違ったところがあると、間髪入れず「
ダウト!」と声を発するよう指示します。
音読をする際には、「聴く」ほうの学習も大事。だから、「
聞く」と「
聴く」の違いも教えました。
手の挙げ方については朝礼でも話したことがあります(詳しくは
こちら)が、あらためて指導します。
この物語の登場人物は「
みき」と宇宙から来た「
ナニヌネノン」の二人しかいないので、教室を真ん中で分けて向き合い、「みき」側と「ナニヌネノン」側に分かれて会話文のところだけ読んでいきます。
この物語は「地の文」(会話文以外の文)も入れるとある程度の量がありますが、実は二人の出会いから別れまでは3分ぐらいしかありません。ほぼ双方の掛け合いで会話が展開するので、次に読む人は立って待たせておきます。
これである程度、テンポよく読み進めることができます。国語科の学習で教材を音読する場面はたくさんあるので、とにかく「
練習あるのみ」です。期待しています。