昔の道具を使って

2024年12月18日水曜日

3年生 教育活動

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12月18日。3年生は、この日の3・4時間目に地域の方々と一緒に大豆の脱穀体験をしました。おいでいただいたのは、1週間前に白菜の収穫を手伝ってくださった(そのときの記事はこちら)福西さんと西井さん、そして倉西さん、今井さんの4人です。この日は時期相応に寒かったので、風を避けて体育館の裏で作業しました。

穀物を脱穀するときに昔から使われてきた道具といえば、〝槌(つち)〟です。


今でもこれを使って豆などを収穫している家は多いですが、大方の子どもたちにとっては初めての体験。子どもたちは地域の方々に教えていただきながら、豆の鞘をたたき、大豆を取り出していきました。


もちろん、槌とともに箕(み)篩(ふるい)についても説明を受け、使っていきました。3年の社会科では「昔の道具」について学びます。まさに、生きた「体験学習」です。



西井さんは足踏み脱穀機も持ってきてくださいました。


千歯扱き(せんばこき)から進化した機械で、足で踏むと歯のついたドラムが「グッワーコン、グッワーコン…」と回りながら脱穀していくので、「ガーコン」という名で通っています。このガーコンの裏側に「埼玉縣チヨダ式」と刻印されていたので、80年ぐらい前のものだと思われます。


子どもたちも、このガーコンを使って脱穀を体験させてもらいました。


今年は大豆の出来が悪かったので、倉西さんが家から豆の付いた鞘を持ってきてくださいました。おかげで、今年も貴重な脱穀体験をすることができました。おいでいただいた皆様、ありがとうございました。


このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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