5月21日。前半の記事の続きです。
インタビューは何なのかを押さえた後、実際に二人の子に出てきてもらってインタビューをしてもらうことにしました。その二人はサイコロで決めました。通常のサイコロ(といっても大きいですが)で学年を、ポケットから取り出した多面体のサイコロで出席番号を決めます。立候補を募るやり方を「必然」とすれば、サイコロで決めるようなやり方は「偶然」。(だれになるかな?)と子どもたちは盛り上がりました。
こうやって2年生と4年生から一人ずつ実演者が決まり、前に出てきてもらいました。お互いのことをよく知らない二人です。
まずは何もアドバイスをせずに、4年のKさんが2年のN君にインタビューをしました。Kさんが聞いたのは、①好きなもの ②好きな色 ③好きな遊び、の三つです。何もアドバイスをしないと、子どもたちのインタビューはこうなってしまします。そうではなく、最初の反応(回答)から話を広げていくのが本当のインタビュー。そうアドバイスをしてからもう一度、KさんからN君にインタビューをしてもらうと、話が広がっていきました。
上に「アドバイス」と書きましたが、これは「指導」そのものです。子どもにインタビューをさせるだけなら素人でもできますが、指導は教員でないとできません。わたし(校長)も、一応〝教員の端くれ〟です。(…番外編につづく…)