訓練の放送が入ったので、遊んでいる子どもたちは運動場で整列し始めます。
その後、揺れが収まったという設定で避難を開始。校舎内にいた子どもたちが、玄関から続々と出てきました。
そして、学年ごとに人数確認。
確認ができたところで、教頭に報告します。火災を想定した訓練は、いつも2分半ほどで避難を完了できていました。今回は3分10秒かかりましたが、上出来だと思います。
全員の避難が確認できたところで、わたし(校長)が講話を行いました。始業式に「令和6年能登半島地震」に触れていますが、今回はもう少し具体的な話をしています。
講話の中では、
「今回の訓練では100点を付けることはできないが、それでいい。これは本当に地震が起きたときの練習だから。練習で出来なかったところを後で確認し、本当に地震が起きたときに備えてほしい。」と話しました。
元旦の地震の直後だったせいか、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
今回出た課題をもとに、今後も「犠牲者を一人も出さない」避難に向けて訓練を重ねていくことにします。