夢のロープウェイ

2024年1月30日火曜日

5年生 教育活動

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1月30日。この日の午後、「大和高原文化の会」の浦川さんと稲葉さんに来ていただき、「奈良安全索道」について教えていただきました。稲葉さんは去年まで本校に勤めていただいていたので、わたしたちの間では「稲葉先生」です。

「奈良安全索道」というのは、大正から昭和にかけての33年間、奈良の京終(きょうばて)と都祁󠄀の小倉(おぐら)を結んでいたロープウェイのこと。浦川さんは自作の橋脚模型とパソコンを持ち込み、子どもたちには1月に改訂したばかりのリーフレット「空をかける夢のロープウェイ 奈良安全索道」を配って説明をしていただきました。

子どもたちは配ってもらった資料を見たりメモをとったりしながら、熱心に話を聞いています。そして、今から100年前の都祁のくらしに思いを馳せました。



それにしても、リーフレットはよくまとめられています。会員による追跡と研究の賜物。第一級の資料です。わたし(校長)も一冊いただきました。

この「奈良安全索道」を、総合的な学習の時間(奈良市は、総合「なら」科)の教材として軌道に乗せたのは稲葉先生たち。ユネスコが定める世界遺産(World Heritage)ではありませんが、本校にとっては立派な「世界遺産学習」の教材となっています。

なお、以前、本校のドローンを飛ばして、索道の中継地であった都祁付近の空撮動画を撮ったことがあります。こちらをクリックしていただくと、YouTubeの都祁小チャンネルにアクセスできます。ひとしきり空からの映像をお楽しみください。「大和高原文化の会」と協働して撮りました。


このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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