やっぱり…

2024年7月8日月曜日

1年生 教育活動

t f B! P L

7月8日。1年教室に行くと、国語科で『おおきな かぶ』(ロシア民謡:西郷 武彦 訳)の音読をしていました。この教材は、西郷がロシア民謡をもとに書き下ろしたもので、民話特有の語り口が子どもに支持される理由となっています。特に、登場人物が一人、また一人と加わっていく行動のおもしろさ、説明やかけ声の繰り返しの躍動感、ついに抜けたことへの安堵感など、読者に期待と共感を持たせる工夫が作品のおもしろさを際立たせています。

さて、このときは、教師が読んだ後を子どもが読む「追い読み」という方法で読んでいました。


昔からあるやり方ですが、特に低学年の段階では教師の範読が耳に残っているうちに、教科書の記述をなぞらせながら読むと効果が得られます。


文中の「やっぱり」という表現がキーワードなので、大型モニターでも確認をします。


やっぱりこの言葉は外せません。新型コロナウイルスが猛威を振るっているときは、「音読」が制限を受け、学習活動として行えませんでした。平穏であるからこその学習のありがたさを実感し、教室をあとにしました。