10月10日。4年生はこの日、社会科で奈良県内にある文化財や伝統文化(芸能)について調べていました。
パソコン(chromebook)をのぞき込むと、県内の文化財や、
都祁地域(上深川町)にある「題目立」の情報が目に飛び込んできました。
ところで、この前の日曜日(10月8日)の奈良新聞の一面に、「地域の文化財 31都県で151件不明」と題し、下の書き出しで始まる記事が載っていました。
「都道府県が条例に基づき文化財に指定した美術工芸品計1万1千件余りのうち、31都県で計151件が盗難や紛失などで所在不明となっていることが7日、共同通信の調査で分かった。」
由々しき事態です。
奈良県内にも多くの文化財があります。わたし(校長)が手元に置いている資料の一つに「奈良県の文化財地図帳」があります。平成2年に奈良県教育委員会が発行した地図帳です。昔はインターネットなどなかったので、こういう冊子が貴重な資料でした。たった30年ほどの間に、時代は大きく変わりました。