3月11日。この日は日本人にとって忘れてはならない日。そう。14年前に「東日本大震災」が起きた日です。そこで、本校ではこの日に合わせて地震発生を想定した避難訓練を行ったり、安全担当教員が講話を行ったりする計画を立てていました。が、外はあいにくの雨なので、朝に講話だけ行いました。5年教室からのオンライン集会です。
まずわたしが向かったのは1年教室。教室に入ると、ちょうど集会が始まったところでした。
1年生の黙祷を見届けてから、配信元になっている5年教室に行きました。宮城県の大川小学校で、子ども74名、教員10名が亡くなったことを伝えました。大川小学校は海岸から3.7kmも離れた内陸部にあり、津波は到達しないと思われていましたが、このように大きな被害が出ました。
続いて、学校や通学路で地震が起きたらどうなるかをアニメーション動画で見てみました。
そして、自分の身を守るための「さるのポーズ」や「だんごむしのポーズ」を教えました。
説明を聞いてから、各学級で実際にやってみました。5年教室でも、最初はこんな感じでしたが…
合図でポーズをとると、こうなります。
だれもいないように見えますが、子どもたちは机の脚を持って「さるのポーズ」をとっているのです。
集会から学んだことを話したり発表したり(下は4年生)していました。
以上がこの日の集会の様子です。わたしたち教職員も日頃から防災に努めることが大事なので、校長通信(←クリックするとアクセスできます)で高いところから物が落ちてくることはないか点検するよう伝えながら防災意識を高めています。通信にも書いたように、天災は忘れた頃にやってきますので。
なお、この日できなかった避難訓練は、後日、天候を見ながら実施することにします。