「意味は反対、動きはそのまま。みーぎ(右)。」
と言うと、子どもたちは、「左。」と言いながら、右に跳びます。耳で聞いた言葉の意味を理解すると同時に、どちらに動けばよいかを判断して動くわけです。
と言うと、子どもたちは、「左。」と言いながら、右に跳びます。耳で聞いた言葉の意味を理解すると同時に、どちらに動けばよいかを判断して動くわけです。
右は右、左は左と固定してしまうと、日常生活で支障が生じる場合も出てきます。たとえば、車を運転していて、ナビが交差点で「左に曲がります。」とアナウンスしたときに、左後方からバイクが車の左脇を追い抜こうとしたら…バイクを巻き込んでしまいます。言葉を頼りに動くことは大事ですが、場面によっては動きと切り離す必要があるわけです。先ほどの例で言うと、「ブレーキを踏む」といった動作が必要になります。
日常生活に必要な資質を身に付けるのも、自立活動では大切です。