校長先生の超能力

2024年2月20日火曜日

教育活動 朝礼と集会

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2月20日の火曜日。先週の木・金曜日は東京で全国の校長会が、休み明けの月曜日は奈良市の校長会等があったので、学校を留守にしていました。久しぶりとなる「都祁小学校の日常」。3学期1回目の朝礼の様子をお伝えします。

朝礼は体育館で行いました。担当はわたし(校長)です。全員が揃ったところで、「今日は三つのことを話します。」と伝え、講話を始めました。


一つ目の話は、登下校の途中で地域の方などに出会ったときの態度について。この前の日に行った見守り活動の際、地域の「青色パトロール隊」の隊長を務めていただいている東田さんが、
横断歩道を渡り終えた子が、止まっていただいた自動車の運転手に礼をしたところ、運転手さんが手を振って見送ってくださった。是非、そういう子を増やしてほしい。
と話されたので、その行動を紹介・称賛しながら登下校時の望ましい行動について話しました。


二つ目は登下校時の挨拶について。はきはきした声はもちろんのこと、互いに目を見ながら挨拶を交わすことが大事だと話しました。

三つめは理科の実験。上着を脱いで白衣に着替えます。久しぶりとなる「いまじろう」の登場です。
取り出したのは、釣り糸を使って割りばしからぶら下げた五円玉の振り子。糸の長さを長いもの、短いもの、その中間のものと変えてあります。


その糸の長さの違う五円玉を、朝礼の司会をしていた3人にそれぞれ選んでもらい、その五円玉だけを揺らすという実験です。


短いもの、中間のもの、そして長いものと順番に一つずつ揺らしていきました。割りばしは揺れませんが、子どもが指した五円玉だけが揺れます。「校長先生の超能力~。」と言いながらやりました。


実は、これは物理で「共振」と呼ばれている現象を応用した実験。短い振り子だけを揺らしたかったら、その振動の周期に合った振動を与えればいいのです。「割りばしは揺れない」と書きましたが、実は小刻みに割りばしをゆすっています。

単純な実験ですが、糸と棒と五円玉さえあれば1年生でもできます。
「家族の前でやったら驚くぞ~。」と伝えたので、もしかすると家でやる子がいたかもしれません。
以上、この日の朝礼の様子でした。

【追記】
いまじろうがデビューしたのは今から1年前。デビュー時の記事はこちらをご覧ください。
なお、いまじろうの実験はうまくいくときもあれば、そうでないときもあります。

このブログでは、都祁󠄀小学校の学校の様子をお送りします。

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