チームで指導

2023年12月8日金曜日

1年生 教育活動

t f B! P L

12月8日。この日、1年生は担任が不在だったので、専科教員が担当する時間以外は、学級閉鎖で登校していない4,5,6年の担任等がティーム・ティーチング(team teaching)のように、チームとして指導にあたりました。

1時間目に見に行ったときは、国語科でカタカナの「ヒ・ヲ・ホ」を練習していました。6年担任が主担当(T1)を務め、4年と5年の担任が支援(T2とT3)に回っています。

そのうちに教頭も見に来たので、4人のチームで子どもたちを指導することになりました。


子どもたちも期待に応えようと思ったか、いつもにも増して真剣に取り組んでいました。




なお、team teachingは「チーム・ティーチング」と呼んでいた時期もありました。実際、今も仲間を意味するteamは「チーム」と呼んでいます。これは、1954(昭和29)年の3月15日に国語審議会報告として出された「外来語の表記」において示された、
原音における「ティ」「ディ」の音は、なるべく「チ」「ジ」と書く。
(例)チーム、チンキ、ラジオ、ジレンマ
ただし、原音の意識がなお残っているものは、「ティ」「ディ」と書いてもよい。
(例)ティー、ビルディング
という原則が残っているためです。なのに、何故に「ティー」と表記するようになったのかというと、1991(平成3)年6月28日に内閣告示・訓令として出された「外来語の表記」において、なるべく原音に近い表記をするということが示されたからです。だから、最近、学校現場でよく耳にするデジタル・シティズンシップ(←詳しくは左をクリック)も「シチズン」(市民)ではなく「シティズン」と表記しています。

ただ、ティーム・ティーチング(チームで指導)にしてもデジタル・シティズンシップ(デジタル時代の自己判断力)にしても、一般の人が耳(目)にすると、「なんじゃ、それ?」ということにもなりかねません。わたし(校長)自身は、「万人に分かるよう、できるだけ易しい言葉を使う」ことが大切だと考えています。このことについて書いた校長通信もあるので、よければご覧ください。