さすがにこの日は…

2023年12月22日金曜日

教育活動 行事や児童会活動

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12月22日。この日は今シーズン一番の寒波がやってきて、氷点下3度ぐらいまで下がりました。おまけに、寒風が運動場の砂をさらっていくかの如く、登校した子どもたちや出勤した教職員の横を吹き抜けていきました。都祁の冬は寒い!

そんな2学期の最終日。登校した子どもたちは終業式に臨みました。本来なら体育館で挙行するところですが、さすがにそれは冷蔵庫の中に入るようなもの。こう寒くては話もまともに聞けないので、「ふれあいホール」からオンライン配信で式を挙行しました。

教頭の開式の辞に引き続き、校歌を斉唱。音楽担当要員がホールで電子ピアノを弾き、子どもたちは教室で、ホールにいる者はその場で校歌を歌いました。



続いてわたし(校長)の講話。「冬の野菜は寒くなるほどおいしくなる」ということから話を切り出しました。

どんな野菜でも9割は水分です。氷点下になると、その水分が凍り、細胞が壊れてしまいます。ですから、細胞が凍らないように、野菜は「でんぷん」を「糖」に変えて糖分を増やします。ただの水なら零度で凍ってしまいますが、砂糖水なら零度以下にならないと凍らないのと同じです。

野菜が自然の摂理に従うのと同じように、人間も自然の移ろいに抗っていては強くなりません。
「夏は暑い。冬は寒い。これは当たり前のこと。寒いからと言って家の中に閉じこもってばかりいると、人間はどんどん弱くなる。だから、冬休み中も外で体を動かすようにしよう。」と話しました。

「今度、皆さんと会うのは1月9日。それまで元気で!」