5月9日。この日の朝礼は、わたし(校長)が「ふれあいホール」からオンラインで講話。
季節が春から夏に移り変わりつつあることに触れながら、
画面の向こう側にいる子どもたちに、
「暑くなってきたら、みんなは何が食べたくなる?」と聞き、
挙手を求めます。
「校長先生もアイスクリームが食べたくなるんだよね~。」とアイスの箱を見せながら、この日(5月9日)は「アイスクリームの日」であることに触れます。
1964(昭和39)年5月9日に、東京アイスクリーム協会(当時)がイベントを開催したり、都内の福祉施設や病院などにアイスクリームを寄贈したりしたのがきっかけで、協会がこの日を「アイスクリームの日」と定めたことを話しました。
「冷蔵庫などなどなかった昔の人も、『冷たいものが食べたいな…』という気持ちは同じだったようで、実は都祁こぶしが丘で、今から1300年ほど前の冷蔵庫の跡が見付かりました。」と、団地の造成中に氷室跡が見付かったことを話しました。
平城宮跡からは「都祁氷室(つげのひむろ)」と書かれた木簡も見付かっていて、都祁から奈良の都に氷が運ばれたことが分かっています。都祁は自然だけでなく、歴史の宝庫でもあるのです。