4月18日。
よが あけました。
あさの ひかりを あびて、
竹やぶの 竹の はっぱが、
「さむかったね。」
「うん、さむかったね。」
と ささやいて います。
雪が まだ すこし のこって、
あたりは しんと して います。
この書き出しから始まる工藤直子・作『ふきのとう』。
1時間目のはじめに2年教室に行くと、子どもたちは国語科の学習をこの教材の音読から始めていました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって音読も制約を受けましたが、ようやく元に戻りつつあります。声が出せる、声を出してもよい喜び……それを感じながら教室をあとにしました。